2008-01-01から1年間の記事一覧

『詩の読みかた 詩の作りかた』(中桐雅夫)

詩の読み方、愉しみ方を論じた入門書。 私自身は自分で詩を書くのはこっ恥ずかしくて無理だけど、読むのは嫌いではなくて。 でも実際に自分の読み方は正しいのか……というモヤモヤした疑問めいたものは以前から感じていて。 なのでこういう本を読むと、わりと…

『想像力で解く数学 幾何の発送をきたえる』(ピーター・M・ヒギンズ)

数学の歴史をたどりながら、幾何に関する様々な話題を解説していく数学本。 球面上の三角形や楕円と双曲線、重心問題に対象性、ピタゴラスにユークリッド、アルキメデス、ヘロン云々……この手の数学本で扱うテーマは一通りそろっている。 図形を用いての証明…

『√2の不思議』(足立恒雄)

0(ゼロ)の発明や√2が無理数であることの意味等、数学の論理性や抽象性について説く数理哲学書。 ピュタゴラス派やエウクレイデス、アリストテレス等々、ギリシア数学を中心にした数学の概念の変遷等を描く。 数式の類は登場せず、文章もわりと平易。 し…