2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『はじめからの数学2 代数学』ジョン・タバク)

メソポタミア文明の時代から、ピュタゴラスを経て、フェルマー、アーベル、ガロア、そして現代へと繋がる「代数学」の歴史と変遷、数学者たちの軌跡を描く数学入門書。 古代エジプトや中国、インド、イスラム等の数学の歴史についても言及。 日本の「算聖」…

F1第1戦inオーストラリア その3

F1

中継終了。 妥当なレース結果。 やっぱり今年はライコネンvsアロンソ、フェラーリvsマクラーレンがメインぽい。 ザウバーの仕上がりが相当よさそう。 ザウバーがチャンピオンシップを掻き回してくれたら、面白いシーズンになるかと。 アグリも良さそうなんだ…

F1第1戦inオーストラリア その2

F1

……と、思ったら。 クピカ、終わった……○| ̄|_...

『ベルクソン 人は過去の奴隷なのだろうか』(金森修)

19世紀〜20世紀にかけて活躍した哲学者ベルクソンの思想について説いた、初心者向け哲学入門者。 <純粋持続>と<知覚>について言及。 こういう本を読むと、難しい哲学をなんとなく理解した気にはなれる。 でも、たぶん勘違い。 ベルクソンの思想には、ち…

開幕! F1第1戦inオーストラリア その1

F1

現在、テレビ中継観戦中。 いちばん注目してるドライバーは、ザウバーのクピカ。 去年はデビューイヤーで表彰台に登り、今日もアロンソやライコネンにまざって、ザウバーのマシンで3位走行。 しかも年齢、22歳。 すごいドライバーなんですが。 なぜ、フジの…

『もしイヌに風船をつないだら?』

アメリカのとあるウェブサイト(有名らしい)に寄せられた疑問と、その回答をまとめた本。 「もし飛行機の中で銃を撃ったらどうなる?」 「もし山火事が自分の家に迫ってきたらどうなる?」 「もし(車の)ガソリンタンクに砂糖を入れたらどうなる?」 「も…

『黄金比はすべてを美しくするか?』(マリオ・リヴィオ)

黄金比の本。 黄金比とは、古来もっとも美しいとされる比率(1:1.618……)で、オウムガイの殻の出来方やひまわりの種の配列など、自然界にも多く存在している。 本書では、黄金比に憑かれた人々の逸話や、黄金比に関する古今東西のエピソード、伝説をとりあ…

『イリーガル・エイリアン』(ロバートJ・ソウヤー)

地球に異星人がやってきた。 やったー、待望のファーストコンタクト。 ところが異星人の滞在する施設で、地球人の惨殺死体が見つかった。 現場に残された遺留品や状況証拠から、犯人は異星人だと特定された。 ……ということで異星人を逮捕して、裁判にかけて…

『原田実の日本霊能史講座』(原田実・杉並春男)

卑弥呼や聖徳太子、役小角、空海、安倍晴明等、歴史的に有名な人物から、現代の宜保愛子まで、30人の霊能者をピックアップ。 彼らの業績(?)、足跡等を対談形式で紹介していく本。 「霊能者」を茶化すのではなく、彼らの生きた歴史背景や社会制度、文化・…

『言語と思考』(ニック・ランド)

認知心理学の入門書。 タイトル通り、言語と思考の関係を、章立てして論説していく。 日本語と英語、スペイン語など、言語がちがえば思考も違ってくるのか? とか。 話者の社会的背景や身分、性差によって言語はどうちがってくるのか? 等々。 個人的には本…

『サラマンダー殲滅(上・下)』(梶尾真治)

カジシン初読。 で、いきなりこれ。 テロリストに夫と子供を殺された美人妻が、戦士の訓練を受け、復讐を果たす物語。 と、いえば、新谷かおる氏の『砂の薔薇』を思いだす。 ただし向こうは現代社会が舞台、こっちはSF。 なんというか、直球ストレート、そ…