2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『クマムシ?! 小さな怪物』(鈴木忠 著)

乾燥すると樽型に変身。 真空、高温、高圧、放射線に耐え、レンジでチンされても平気。 120年間水なしでも生きつづける不死身の生物、クマムシ。 その実態、生態、正体等を描いた日本初の"クマムシ"本。 本書の存在を知って、即、書店へ買いに走りました。 …

『レッスルエンジェルズ サバイバー』

http://www.success-corp.co.jp/software/ps2/was/index.html 現在、まったりプレイ中。 SFC版『スーパーレッスルエンジェルズ』の進化版を期待してたらば、できあがってきたのはPCエンジン版のグラフィック強化版だったという。 過度な期待をしていたわけで…

次回作

……で、次回作については、11月発売予定で企画稼働中。 かすか量名義で、まあ……凌辱系です。 タイトル発表は9月になってから。

『ゼノサーガ エピソード3』

とりあえずクリア。 戦闘面での『2』の欠点がすべて改善され、ストレスなくサクサク進められたのが◎。 あれだけ壮大なホラ話を観せられると、気持ちいいやね。 非常に巧いシナリオだと思う。 ストーリー的に、置いてけぼりをくらいそうなプレイヤーもけっこ…

『スウェーデン館の謎』(有栖川有栖 著)

有栖川有栖は好きな作家さんのひとりで、たまに無性に読みたくなります。 余韻をのこしつつ、読後感はけっして悪くなく、安心して読めます。 で、本書。 殺人事件が発生してから解決するまで、24時間強。 早っ。スウェーデン館の謎 (講談社文庫)作者: 有栖川…

『ゼノサーガ 1&2』

『ゼノサーガ』のエピソード1と2をまとめてクリア。 完全攻略本見ながらのプレイでしたが。 というか、攻略本なしでクリアできるの、これ? とくに『2』。細かくみるとけっこう破綻気味なストーリーを、膨大な世界観設定で強引に繋いだ力業なシナリオが、…

『支那そば館の謎』(北森鴻 著)

北森鴻を読んだのは、本書がはじめて。 京都でも指折りの貧乏寺の寺男にして元怪盗を主人公にした連作短編集。 6篇収録。 優秀な新聞記者を自称するヒロイン(?)に正統派バカミス作家、税金泥棒な無能警部らが入り乱れてドタバタと話が展開していくユーモ…

『平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学』

いまでも本屋によっては平積みになってたりする一方、ブックオフとかで105円で叩き売られてたりもするベストセラー。 ベストセラーになるだけあって、論旨は明確、文章は平易で読みやすくわかりやすい。 世の中にいる“邪悪な人間”の心理を説いた本。 “邪悪な…

『紫の悪魔』(響堂新 著)

プリオンや狂牛病を扱ったバイオ・ミステリ。 新潮ミステリー倶楽部賞・島田荘司特別賞受賞作。 ボルネオの密林に在る、二度目に訪れた者は“紫の悪魔”に命を奪われると伝わる洞窟。 絶命するまで膚を掻きむしらないではいられないほどの掻痒感に襲われる奇病…

F1第13戦inハンガリー

F1

アロンソとMシューが消えただけで、これだけレースが楽しい。 ひさびさに終盤がおもしろかったレースでした。 バトンの初優勝シーンは……うん、まあ、それなりに。 やっぱりHONDA第3期の初優勝も含めて時間がかかりすぎで、感動が薄い。 むしろ復帰第3戦目…

『ゲームのアルゴリズム 思考ルーチンと物理シミュレーション』(ねおだ如 著)

タイトル通りゲームのアルゴリズムに関する初心者向け解説本。 プログラミングに際してどういう心構えをもって、どういう風な考え方をすればいいのか、非常にわかりやすく説いた本。 専門用語をかぎりなく排除した平易な文章は、「読み物」として非常に良質…

『日本語の力』(中西進 著)

「やまとことば」としての日本語のおもしろさ、たのしさを語るエッセイ集。 個人的には、 日本人の心に在る普遍の“風景”を芭蕉や子規の句とともにつづった『「故郷の」の風景』 万葉集に使われている文字表記を分類した『万葉集と文字』 の2篇が興味深かっ…

『奇術探偵曾我佳城全集 戯の巻』(泡坂妻夫 著)

『秘の巻』につづいて『戯の巻』。 元奇術師にして“永遠”の美女・曾我佳城が主役の短編11篇を収録。 どれも味わい深い佳品ながら、殺人事件ばかりで読んでてだんだん殺伐としてくるのが。 『秘の巻』にあった「空中朝顔」とか「真珠夫人」みたいな話も欲しか…

『文章読本』(丸谷才一 著)

以前ちょこっと紹介した際、読み直したくなって再読。 文章は文章の型にのっとって書くもので、「思った通りに書け」なんていうのはナンセンス。 「ちよつと気取って書け」はまさに至言。 自分が名文と思える文章をとにかく読んで読んで読みまくれ、なんてこ…