『マーダー・プラン』(ジョナサン・ケラーマン)

臨床心理医アレックスシリーズ第14作。
安楽死を請け負うドクター・キリコみたいなニセ(?)医師が猟奇殺人され、その犯人を追う内容。
前作『モンスター』は捜査協力者として第三者的な立場から事件を追いましたが、今回は自分の担当した患者が事件関係者だったりして、アレックスくん、わりと身体を張ります。

序盤は淡々と、たいして盛りあがりもなく話が進んで、上巻のラスト近く、連続殺人犯の情報がでてきたあたりから、にわかに面白くなってくる。
要するに……いつものアレックスシリーズでした。

マーダー・プラン(上) 臨床心理医アレックス (講談社文庫)

マーダー・プラン(上) 臨床心理医アレックス (講談社文庫)

マーダー・プラン(下) 臨床心理医アレックス (講談社文庫)

マーダー・プラン(下) 臨床心理医アレックス (講談社文庫)