『「君の名は」の民俗学』(岩井宏實)

日本人の「名前」観について、民俗学的な見地から考察をしたもの。
それ以上でも以下でもなく。
しいていえば、全体的にもうちょっとつっこんだ解説、説明が欲しかったところ。
古代の求愛行為「呼ばい」が、いつのまにか「夜這い」に変わったというのが、面白い。
 
ちなみに書名は、『萬葉集』で雄略天皇が御製歌で「君の名は」といったことに由来。
昔流行ったドラマ『君の名は』は、冒頭で言及されてるものの、内容には関係ないです。

「君の名は」の民俗学

「君の名は」の民俗学