『肉の顔役（上・下）』（団鬼六）

久々に団鬼六を読んだとゆーか。
……若いころは、お世話になりました。
んでも、エロゲのシナリオ書くようになってからは、ポルノ小説はとんと読まなくなって。
というか、読めなくなって。
　
没落した華族の美夫人とその娘が、花電車のプロになるため過酷な調教を受けるという内容。
もっとハードなシーンが巷にあふれている昨今にあっては、ＳＭ調教シーンも、さほど過激には感じられず。
とはいえ、やはり御大だけあって、ところどころにはっとするような描写もあって。
いまやってる企画のモチベーションを維持する役にはたったかなー。
　
……調教される娘のほう、17歳としっかり明記されてるあたりが。

肉の顔役 (上) (幻冬舎アウトロー文庫)

肉の顔役 (下) (幻冬舎アウトロー文庫)