『都市』(クリフォード・D・シマック)

再々々々……読。
シマックは、私にとっては神様みたいな作家。
とくに『都市』は、聖典というか座右の書というか。
中2のときに本書を読んでSFにハマり、活字中毒の道へ。
以来、何度読み返したやら。
ひさびさにまた読みたくなって。
何度読んでも、しみじみきます。
 
静かに滅んでいく人類の運命を、叙情豊かに綴った物語。
犬が語る「人間」のお話であって、「犬」のお話ではありません。

都市 (ハヤカワ文庫 SF 205)

都市 (ハヤカワ文庫 SF 205)