2006-05-10から1日間の記事一覧

『遠きに目ありて』(天藤真著)

脳性マヒの少年を安楽椅子探偵役に据えた連作推理短編集。 第五話「完全な不在」が爽快で◎ 真名部警部、いい人すぎ。 30年前に書かれた作品ながら、バリアフリー問題に対する慧眼が辛辣。 天藤真といえば『大誘拐』が面白かった。遠きに目ありて (創元推理文…

『日本語を知るための51題』

「水を飲む」「道を歩く」「家を出る」の「を」の意味の違いは? とか、 「青い」とは言うのに、「緑い」と言わない理由を説明せよ。 ……といった日本語の疑問・問題を、文法から、あるいは意味の上から解説した本。 シナリオ書いてる……ということもあって、…