『とにかく目立ちたがる人たち』(矢幡洋 著)

演技性性格者(ヒストリオニクス)と自己愛性性格者(ナルシスト)の心理等について記した本。
前者は杉村太蔵議員、後者は田中康夫長野県知事みたいなタイプ……といえばわかりやすいでしょうか(本書では、ふたりがそうだという断定は避けてますが)。
 
ヒストリオニクスは、ノリがよくまわりを盛り上げようとする反面、中身もポリシーもない。
ナルシストは実力以上に、自分を過大に、優秀に魅せたがる。
どちらも程度問題で、一定レベルを突きぬけるとまわりに迷惑なことはいうまでもなく。
 
エロゲの仕事に就く以前、ふつうの会社で働いていたころ、調子のいいコトをつぎからつぎにポンポンしゃべくるわりにはたいしたコトはなにもいってない人間と組まされたことがあって。
……非道い目に遭わされた経験が。

とにかく目立ちたがる人たち (平凡社新書)

とにかく目立ちたがる人たち (平凡社新書)