『語用論への招待』(今井邦彦)
『〜招待』とあるから、入門書かと思って読んだら、なかなか手強い。
引用文、例文の半分以上が英文なため、いまいちピンとこない部分もあったり。
ふだん英語になじみのない身には、mayやmustやcanやshouldが発話内で、どのように意味解釈されるか説明されても、「ふ〜ん」で終わってしまう。
「語用論」というのがどういうものかの説明も、なかなか難しい。
発話(会話)時における(情報)伝達の根底にある「人間の認知に生得的に備わっている原理」の研究……といったところ?
生成文法とは対極にあって、認知言語学ともまたちがう。
- 作者: 今井邦彦
- 出版社/メーカー: 大修館書店
- 発売日: 2001/02/01
- メディア: 単行本
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