『八幡神とはなにか』(飯沼賢司)

古代日本6世紀〜8世紀のあいだに突如、鎮護国家の神として現れた八幡神
西方の名も知れぬ存在だった「神」が、いかにして仏と日本の神々をつなぐ新しい国家神となっていったかを、歴史的な様々な事変との関わりのなかで解いていく。
  
京阪沿線、石清水八幡宮にわりと近い場所の住人としては興味深く読めたかと。
結局、宗教の世界も覇権争い、権力争いの場だということで。

八幡神とはなにか (角川選書)

八幡神とはなにか (角川選書)