『ものと人間の文化史143 人魚』(田辺悟)
タイトル通り“人魚”の本。
といっても民俗学的に、その成立や意味を問いかけていく内容ではなく。
人魚が登場する、あるいはモチーフとなっている古今東西の文献や文学、伝説・伝承、芸術、建築、歴史遺物、切手、工芸品云々を網羅する。
人魚コレクターな筆者が、その趣味世界と思いの丈を綴った本。
わかりやすくまとめてあって、わりと楽しく読めた。
とりあえず。
男の人魚は見たくない。
- 作者: 田辺悟
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2008/07/01
- メディア: 単行本
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