『言語学』(菅沼惇)

言語学の教科書。
言語学とはなにか? ということから始まり、意味論、統語論、形態論等々の説明に入っていく。
とはいえ本書の大半は統語論で占められ、それも生成文法を用いた構造分析に充てられている。
私見としては、上級者向けでかなり難解。
なのだけど、筆者の文章というか文体がけっこう個性的で(というか癖があって)、内容はよくわからないなりになんとなく読んでしまう。
小難しい言語学の本が読みたい気分だったので手をだしてみて……読み応えは十分でした。

言語学

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