2007-02-10から1日間の記事一覧

『軌道離脱』(ジョン・J・ナンス)

ひさしぶりのナンスの新刊。 しばらく翻訳がでてなかったけど、まだまだ健在でしたか。 新潮だったら絶対分冊されてたろーと思うと、早川でよかった。 ナンスは、航空小説の名手で、第一人者。 翻訳がでたら必ず読んでしまう作家のひとり。 今作では、飛行機…

『メルロ=ポンティ 哲学者は詩人でありうるか』(熊野純彦)

フランスの哲学者メルロ=ポンティの著作『知覚の現象学』をテクストにして、その思想を説いた入門書。 薄い本で、文章も平易なので、手軽でとっつきやすい。 人が「身体を生きる」とは、どういうことか。 身体の前に開かれた「世界」と感覚の関係とは、等。…