2007-02-21から1日間の記事一覧

『揺れ動くニホン語 問題なことばの生態』(田中章夫)

日本語の「敬語」に「方言」「漢字」「言葉遣い」等々の歴史的変遷や現状に関する本。 豊富な調査データや資料をもとに、日本語が現在どういう状況になっているのか、客観的に教えてくれます。 「ら抜きことば」に代表されることばの「ゆれ」や敬語の「乱れ…

『なぜこの方程式は解けないか?』(マリオ・リヴィオ)

symmetry(対称性)および「群論」に関する数学史。 「群論」というのは、不世出の天才数学者ガロアが創造した概念で、現在では、「対称性」に関わるあらゆる領域の問題解決の「公用」語になっている。 相対論や量子論、超ひも理論等を記述するのに不可欠な…