『魔術との出会い いま再びルネサンスを』(澤井繁男)
ルネサンス期における(白)魔術や錬金術、占星術の思想を説いた本。
数学者としても有名なカルダーノや、“魔術師”デッラ・ポルタの著述等をとりあげる。
自然を支配下に置こうとする父性原理のキリスト教と、アニミズムに基づく母性原理の<魔術>の対比が鮮やか。
文章は平易ながら、内容はわりとマニアック。
魔術との出会い―いま、再びルネサンスを (historia)
- 作者: 沢井繁男
- 出版社/メーカー: 山川出版社
- 発売日: 2003/03
- メディア: 単行本
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